ビジョントレーニング
ビジョントレーニングって聞いたことありますか?
私も半年くらいまで、聞いたこともなかったんですが(^_^;)
去年、次女が学校で荒れていた時、学校での様子を聞きにスクールカウンセラーさんの相談室に通っていました。
子供本人の訴えや、授業観察していただいた結果について話していました。
漢字が覚えられない。授業中に板書ができない。算数の図を使った問題がわからない。などなど、困っていることを話しました。
⬆直した後なんですよ…
確かに、漢字テストは見たことない字のオンパレード。算数のテストは見るも無惨。
体育は…得意じゃないんだな( ̄▽ ̄;)
お手本見てダンスとか難題。飛んできたボールは取れないし。よく体操やってるよなぁ~
私は、真面目にやらないからか?ADHDのせいか?もっとちゃんとやらせないと…と焦りました。
まぁ、小3の4月は、自己紹介で“頑張ることはありません。全部できるから!”と発言し先生をびっくりさせていたので(笑)やっと自分のことを客観的に見られるようになったと、ちょっとほっとしましたが。
そんな話をカウンセラーさんとしていると…
“ふざけてる訳じゃなくて、一生懸命やってるのに本当に板書も終わらなかった。休み時間を使ってもできなかった。漢字は複雑になると分からないみたい”と。
本当に困ってるのよ。どうしたらいいかしら?とその日の相談は終わりました。
次の相談日。相談室に行くと、資料を用意していただいていました。これが、ビジョントレーニングとの出会い。
“うちの子に当てはまるのは…”とチェック項目を順番に見ていく。すごい!!メッチャ当てはまる!先生、これかも!と早速トレーニングについて調べることにしました。
↓これが、私たちが参考にしたホームページ
ビジョントレーニング | 目の知識 | わかさ生活 ひとみ研究室
教材も出ていて、家でやるって選択肢もあったけど、親子でやる難しさは痛感していたので、トレーニングしてくれるところに通うことにしました。幸い、近いところで見つかったので、検査を受けてきました。
結果、トレーニングを受ければ学校生活での困難が改善されるとのこと。月1回程度通えば大丈夫とのことで、早速トレーニングをすることになりました。
↓眼球を動かす練習やこんな教材やアプリなどを使ってトレーニングします。
目安年齢別セット 小学校低学年 6冊セット (knock knock 視覚発達支援ドリルシリーズ)
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家でできるトレーニングも教えてもらいました。本当に眼球の動きがぎこちなくてびっくり。ガッガッて動くんです。
でも1~2ヵ月のトレーニングでずいぶんなめらかに眼球が動くようになりました。
見たものを記憶することが苦手なので、複雑な漢字はなかなか書けません。というか、写せません。それもだんだんできるようになりました。
担任の先生もケアレスミスの多い子だと思っていたみたいですが、そもそも書けないと言うことを伝えていただき、たくさん書いて覚えるのではなく少ない回数で確実に書く方法に変えました。
ADHDでコンサータを服用していましたが、4年で良い担任の先生に変わり、教室が落ち着き、好きな体操に打ち込めてストレスが随分減ったこともあり、薬を飲まなくても学校生活での困難がなくなりました。
どんなに休み時間が楽しくても、ほとんどの授業の時間が辛いと学校も楽しくないですよね。
少しずつですが、白紙のテスト(原型をとどめているだけマシ(^_^;))が減り、点数が付き、100点に近づくという経験が、本当に自信につながったと思います。
まだまだ、難しいところは沢山ありますが。
かかりつけの児童精神科のドクターも環境って大きいのよね~としみじみとおっしゃっていました。
娘には他人より苦手なこともたくさんあります。でも、そんなストレスで毎日を過ごさないといけないなんてしんどいよ。みんなよりもずーっとカッコいい体操ができるじゃない!自信持って学校に行っておいで!と思っています。
自分は覚えられない、忘れ物ばっかりでバカだ…と言っていた娘が本当に可哀想だった。学校生活は自信を無くすことのオンパレードだったから。
ランドセルを玄関に忘れていったこともあったわね( ̄▽ ̄;)
病院、学校、コミュニケーションの教室、教育相談、カウンセリング…いろんなところにお世話になっていますが、どこにどんなきっかけがあるかわからないなぁと思いました。