吃音(きつおん)について考える
最近、吃音についての記事を読んだりしたのでふと考えてみた。
私、吃音でした。
私の父も吃音でした。
吃音のお子さんをお持ちのお母さん、とっても心配していると思いますが、普通に話せるようになりますよ。
子供の頃はね、苦労しましたよ。
どもっちゃって上手く話せないから、人に話が伝わらない。伝わらないわけだから、何度も同じ事を話す。何度もどもる。すると、どこかで聞き取ってもらえる。超ストレス!
そんな感じでした。
とにかく、頭の中は言葉でいっぱい。なのに、口がついてこない。
私の父は、今、60代前半。田舎だったので病院で診てもらうことはできなかったそうですが、数ヵ月に一度、訓練してくれる人が来て、そこへ親に連れていかれた記憶があるそうです。
私は、実は訓練なんかは受けてないんです。
ゆっくり話すようにアドバイスしたり、顔の筋肉のマッサージをしたりすると良い、そんなことは聞いてきたようで、母がやってくれました。
私は、小学校に入る頃には落ち着いて学校では困りませんでした。父は小学校でも困って、国語は大嫌いだったみたいだけど(^_^;
今では私も父も吃音だったなんて気づかれませんよ。上手くしゃべれないな…(^_^;)って自分で感じる時はあるけど。
どもっていた自分だから感じたことは、気持ちを落ち着けること。深呼吸してゆっくり話すこと。まわりが慌てない。ゆっくり聞いてあげる。いっぱい話したいので、いっぱいしゃべらせて(^-^)
あとは、ほっぺのマッサージ。
⬆これ、けっこう今でも使えるんですよ
落ち着けば大丈夫。少しずつどもらなくなるよ。どもるからしゃべらないなんてつまらないよ。
大人になった今でもどもるときがあるけど、噛んじゃった(^_^;)って言えば大丈夫(笑)
ちなみに、私の娘たちは吃音ないよ。
遺伝ではないのかな?
お母さんが慌てるのは、子供に伝わってプレッシャーになるんじゃないかな。
大丈夫、大丈夫。って気持ちで接してあげてくださいね。