おばあちゃんの思い出
昨日は先日亡くなった祖母のお墓参りと、まだ元気な祖父に会いに行ってきました。
待ち合わせしていた叔母と従兄と合流して、おじいちゃんの暮らす老人ホームを訪れました。
97歳。そろそろ人生に疲れ(?)目を離すとすぐに寝てしまうおじいちゃん💧
耳が悪いから声は大きいし、ボケちゃったので少し怒りっぽいし。でも、女性の介護士さんが来たりすると機嫌がいいらしい(笑)
で、ピチピチのJS曾孫たちを連れて行きました!
予想通り、おじいちゃんの機嫌も良く、お別れまで手を振ってくれました。
叔母と合流したとき、写真と一緒におばあちゃんの日記帳を見せてもらいました。
それは、私の妹が昔あげたもの。
当時、おばあちゃんがボケてきちゃった…と悩んでいた時に、日記とか書くといいらしいよ。と、プレゼントしたキレイな花柄の日記帳でした。
それまで、ほとんど字を書かなかったおばあちゃんが、こっそり(?)書き綴っていました。(みんな、存在を知らなかったの。あげた本人もこんなにちゃんと書かれていると思わなかったらしい💧)
存在が明らかになったのは、おばあちゃんが完全にボケちゃって、みんなのことが分からなくなってなら。ホームに入った後、家を片付けた叔母が日記帳を見つけたそうです。
数ページしか読むことができませんでしたが、パラパラしていたら私の名前を発見しました!
○○ちゃん一家が遊びに来た。子供たちはかわいくてみんなに好かれそうないいこだ。ダンナさんは下の子の世話で大変そうだったが、手伝えなくて申し訳ない。
と書いてあった。
約10年前。
次女が1歳になる前です。
私たち孫は、おばあちゃんにカワイイ曾孫を見せられただけで満足なんだよー。
おばあちゃんが喜んでくれるのがうれしかった。
自分達はおばあちゃんと会ったことがないと思っている娘たちにもそのページを見せた。
何か感じてくれたかな。
最後のページが近付くと、だんだん切なくなってくると言われていたので、今日はここまでに。
ほんとにね、難しいことは書いてないんだけど、今日食べたアジが美味しかったとか、スーパーに行くのも楽しいとか。近所の人と話したこととか…そんなことが元気な頃のおばあちゃんを思い出させる。
また、いつかゆっくり読ませていただきたい。
久しぶりに(記憶にあるなかでは初めて?)おじいちゃんに会った子供たちの反応は…
“おじいちゃん、動いた!”
(まだ生きてます)
“しゃべった!!”
(だから、生きてるってば)
“おじいちゃん、おひる!ってしゃべった”
(江戸っ子なので、今までは おしる でした。ひをしと発音)
うーん( ̄~ ̄;)
ひ が発音できないことを忘れたら、しゃべれるようになったのかな(笑)
90歳になった頃には、タバコを止めたことを忘れ、これまた自転車に乗らなくなったことも忘れ、自転車に乗ってタバコを買いにいっちゃったことも(^_^;)⬅出来るところがスゴイ!
あれ?痴呆って、出来ないことを忘れたら出来るようになったりするのか?(笑)
人生、死ぬまで勉強
byおじいちゃん